SG-650、SG-850、EA-650、EA-750に、ライン3種類の合計値があると気付いたので修正。
PC電源の出力は、メーカーや機種により微妙に公表のされ方が違います。
PC電源は通常、+3.3V、+5V、+12V、+5VSB、-12Vの5種類の電流を生成していて、
電源容量の表記にも最大出力としてこれら5種類の合計が使われています。
が、機種によってはそれに加えて、
+3.3V、+5V、+12Vの3種類の合計も公表している電源がある。
そうすると、電源容量 ☆ 皮算用 ☆ 計算機。では、
+3.3V、+5V、+12Vの3種類の合計を消費電力として計算しているので、
消費電力と電源容量を比較するときに
電源容量も3種類の合計を使うのがより適切だろう、ということになります。
(+5VSB、-12Vは殆ど使われていないので電源計算では実用上無視できるものと判断)
しかし、5種類の合計しか公表していない製品の方が多数派なので、
不本意ながら、電源容量としては5種類合計の値を使用するのを基本としつつ、
3種類合計の値があるものについてはそれを使用する、という基準で入力しています。
今回はAntecの4機種について、
3種類合計の値があると判明したため
5種類合計→3種類合計の値に、総合出力「W」のデータを変更。
5種類合計 | 3種類合計 | |
650W | 634W | |
850W | 829W | |
650W | 631.5W | |
750W | 729W | |
リンク先はラベル画像 | ||
通常の使用において、
総合出力の上限に到達することはまず無いので、(その前に12Vの方で容量が足りなくなる)
実用上はどっちでも良いんだけど、電源の製品名に書かれてる数字より微妙に少ない容量が表示されることになるので知らない人は戸惑うだろうなぁ、と思う。
いっそ5種類合計の値で統一した方が良いのかなぁ。。
おまけで言えば、電源の機種により、定格出力に加えてピークの出力も公表している製品がありますが、これもピークの出力を維持できる時間が、1秒だったり、5秒だったり、60秒だったり基準がバラバラなので計算機では無視して定格出力の値のみ使用。
